公益社団法人 応用物理学会 産学連携委員会
公益社団法人 応用物理学会内の産学連携委員会内に設立されたシステムデバイスロードマップ産学連携委員会(SDRJ: The System Device Roadmap Committee of Japan)が正式に活動を開始致しました。
これは旧ITRS (International Technology Roadmap for Semiconductors)の流れを汲む、IEEE Rebooting Computing (IEEE RC)のIRDS (International Roadmap for Devices and systems)を中心に、国内外の各ロードマップ活動と連携をして、システムおよびデバイスに関するロードマップを議論する委員会です。
SDRJでは、世界各極に存在するロードマップ組織の国内ハブ機能としての組織を目指しますが、まず現時点で最も国際組織化が進展しているIEEE IRDSに対応した日本国内ロードマップを議論する組織とします。
議論対象は2016~2030年、スマート社会インフラに対応した非ノイマン型コンピュータアーキテクチャおよび非ムーア型半導体デバイス(新構造FETや新材料BEOL不揮発メモリ/スイッチ)などの導入を想定し、①情報処理コンピュータアーキテクチャ(ソフトウエア)、②それを構成する半導体デバイス/プロセス技術、③さらに半導体材料・製造技術、に関する横断的にロードマップを議論してゆきます。
【IRDS 2021年版 公開】
IRDSの2021年版(International Roadmap for Devices and Systems (IRDS™) 2021 Edition)が下記のURLで公開されました。
https://irds.ieee.org/editions
ファイルをダウンロードするためには、IEEEのID取得と、IRDS Communityへの登録が必要です。いずれも無料です。IEEE非会員の方でも登録できます。こちらを参照ください。
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【SDRJ WG開催予定】
【IRDS 国際会議とその関連会議の開催日程】
2022年 5月11日、12日(米国時間)に
ISRDS(2022 International Symposium on Roadmapping Devices and Systems)が開催されました。参加登録すると、2022年7月31日までは、講演をオンデマンドで視聴できます。
当日のプログラムと参加登録の方法については下記を参照願います。